ブログ|茅ヶ崎駅近く徒歩3分の歯医者【ちがさきサザン歯科】

診療時間
10:00~13:00
14:30~19:00

休診日:水曜日・祝日

:17:00まで診療

〒253-0056
茅ヶ崎市共恵1-7-11 2階

tel. 0467-95-4180
Mail(for English Speakers)
WEB予約はこちら
  • 地図
  • メニュー
  • アーカイブ

  • カテゴリー

スマホと歯と顎の関係

2020年6月22日

本日は最近増えている食い縛りによる顎関節症や歯の摩耗についてお話をしたいと思います。

10年余り歯科医として診療に携わっておりますが、この5年強程、急に若い方の食い縛りによる様々な症状を臨床の場で目にするようになりました。

歯の摩耗自体は年齢とともに起きる現象ではありますが、若年層でもかなりの割合で増えているような気がします。また、顎関節症には様々な症状があり、症状に応じて型が決まっているのですが、中でも筋肉由来の型での痛みを訴える患者様が従来より増えているように思われます。

色々な原因はあるかと思いますが、ここ5年程のこのような症状の増加原因の1つがスマートホンの普及にあると分析しております。

皆さん、スマホを操作する際にどうしても、下を向きますよね。

その体勢は頭蓋骨の重みが下顎に乗っかりやすく、また口が自然にしっかりと閉じてしまう姿勢のため、無意識に食い縛りをしてしまっているのです。

この姿勢を長時間することで顎の筋肉は筋疲労を起こし痛みにつながり、また筋肉自体が強くなり、食いしばる力が増すことで歯にも負担がかかりやすくなります。

スマホの使用時間を減らすのが一番手っ取り早い改善方法ですが、なかなか難しい場合は、スマホの持つ角度を絵のように少し上で持って頂けると、顎の負担は減るかと思います。

その際に唇は閉じていても構いませんが、お口の中で歯を食いしばらない「安静空隙」という位置を意識してください。

一度ついてしまった食い縛り癖はなかなか治りにくいものです。症状が辛い時は夜間就寝時に着けていただくマウスピースがオススメですので、是非ご相談ください。

口腔外科のご案内もしております↓

https://www.chigasaki-southern-dc.com/surgery.html

初期のむし歯は削らずに治すことができる?

2020年5月17日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

歯というのは、治療を繰り返せば繰り返すほど、その寿命が縮まっていくものです。

 

そのため、治療の回数を減らす、あるいは再発のリスクを少なくすることは、歯を長持ちさせる上で非常に重要といえます。

 

とくに、進行度が浅いほど、歯を削る量も少なくなることから、むし歯の早期発見・早期治療はとても有益なことなのです。

 

そこで今回は、発生して間もない初期のむし歯であれば、歯を削らずに治すことも可能である点を詳しく解説します。

 

初期のむし歯の症状

初期のむし歯は、歯の表面に白く濁ったような斑点が現れます。

 

これを「白濁(はくだく)」といったり「白斑(はくはん)」といったり、その呼び名はさまざまですが、患者さまご自身でも比較的見分けやすい症状といえます。

 

歯の内部が溶け出している

歯の白濁している部分では「表層下脱灰(ひょうそうかだっかい)」という現象が生じています。

 

これは歯の内部で歯質が溶け出していることを意味し、そのまま放置すると歯の表面にまで穴があくようになります。

 

そうなると一般的なむし歯と変わらなくなるため注意が必要です。

 

再石灰を促すことで進行を抑える

初期のむし歯は、基本的に削らずとも治すことができます。

 

なぜならまだ実質的な欠損が生じていないからです。

 

そこで有効となるのがフッ素塗布などによって歯の再石灰を促すことです。

 

先ほど述べたように、初期のむし歯では歯質の中で脱灰が生じていることから、再石灰作用によって再生させる必要があるのです。

 

ちがさきサザン歯科であれば、そうした初期のむし歯に対するフッ素塗布も実施しておりますので「これってむし歯かも?」と思われたら、すぐにご連絡ください。

 

まとめ

このように、初期のむし歯を早期発見し、早期治療することができれば、歯を削らずに治すことも可能です。

 

ただ、発生して間もないむし歯は自覚しにくいものなので、できれば敵的に当院までご来院ください。

 

どんなに小さな異常でもしっかり見つけて、早期に対応いたします。

徹底した滅菌処理による衛生的な歯科治療

2020年5月10日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

病院や歯科医院というのは、病気を治す場所であることから、どこよりも衛生的である必要があります。

 

ただ、医療行為には侵襲性の高い処置がつきものであり、どこよりも感染が広がりやすい環境であることも事実です。

 

そこで当院では、院内感染という絶対に避けなければならない事態を回避するため、さまざまな感染予防策をに取り組んでおります。

 

最新の機器による器具の滅菌

ちがさきサザン歯科では、歯科治療に使用した器具を高温の蒸気によって滅菌できる、最新の滅菌器を導入しております。

 

例えば、患者さまのお口の中を診査する際に使用した探針やミラーなどは、その時点で感染源となり得るため、他の患者さまに使い回すようなことはいたしません。

 

ほぼすべての細菌やウイルスを死滅させることができる専用の滅菌器にかけ、清潔な状態へと戻します。

 

口腔外バキュームで飛散した唾液などを吸引

歯を削っているときは、術野に注水したり、エアーをかけたりするため、周囲に水や唾液が飛散しますよね。

 

また、ドリルで削った歯の切削片もその周囲に飛び散っているものです。

 

そうした水しぶきや粉塵にも、無数の感染源が潜んでいるため、可能な限り飛散するのを抑える必要があります。

 

そこで有用な装置が「口腔外バキューム」です。お口の中に入れる小さなバキュームだけではなく、口腔外バキュームを併用することで、院内感染のリスクは大幅に減少します。

 

医療用の空気清浄機を導入

ちがさきサザン歯科では、医療用の特殊な空気清浄機を導入しております。

 

一般的な空気清浄機よりも精密なフィルターが付随しており、細菌やウイルスだけではなく、花粉やPM2.5などもしっかりと除去してくれます。

 

その結果、清潔な空気のもとで歯科治療を受けることが可能となります。

 

まとめ

このように、当院では徹底した院内感染対策を講じておりますので、安心して歯科治療を受けることができますよ。

 

院内も全体的に清潔で落ち着いた空間となっておりますので、歯科医院という雰囲気をあまり感じることがないかと思います。

歯医者は「病気になる前」に行くところ?

2020年5月3日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

日本では昔から、歯医者は「病気になってから」行くところという意識が広く根付いています。

 

確かに、一般的な病院も風邪をひいたり、腹痛に悩まされたりした際に受診するものなので、あながち間違った考えではないように思えますよね。

 

けれども、口腔ケアの先進国である欧米では、歯医者は「病気になる前」に行くところ、という考え方が常識となっているのです。

 

今回はそんな口腔ケアや歯科治療に対する意識が日本と欧米とで、どのように異なるのかを解説します。

 

歯はかけがえのない組織

歯がその他の臓器と大きく違うのは、病気などによって傷ついたり、破壊されたりしても、「再生しない」という点です。

 

そのため、むし歯にかかった時点でその歯の寿命が徐々に短縮していくものと考えられます。

 

あるいは、病気が進行して失われた歯質の量が多くなるほど、歯の寿命も縮まっているといえるのです。

 

それだけに、歯に関連した病気は予防するに越したことはないといえます。

 

むし歯・歯周病を予防することの意義

むし歯や歯周病は、重症化することで最終的には歯を失いますよね。

 

歯を失うと、それを補うための入れ歯やブリッジなどを入れなければならなくなりますし、咀嚼能率の低下を招くことにもなります。

 

すると、消化管への負担が大きくなり、口腔だけではなく全身の健康状態にまで悪影響を及ぼすことがあるのです。

 

お口は体の入り口」と言われているだけあって、歯や歯周組織の健康状態というのは、身体全体にとっても重要なものなのです。

 

病気になる前に予防処置を受ける

ちがさきサザン歯科では、歯のクリーニングやフッ素塗布など、むし歯・歯周病を予防するための処置を行っております。

 

そうした予防処置を定期的に受けることで、病気になるのを防ぐことができますよ。

 

まとめ

このように、日本ではまだまだ予防歯科の概念が広く普及していないのが現状です。

 

そこでまずは皆さんお一人おひとりが定期的に歯科を受診することで、お口の健康増進に努めてみませんか?

 

ちがさきサザン歯科なら、そうした取り組みを全力でサポートさせていただきます。

医療用空気浄化装置のお話

2020年4月30日

新型コロナウィルスが世界中で蔓延し、猛威を奮い始めてすでに5ヶ月は経過したでしょうか。皆様不安の中、少しでも感染拡大を食い止めようとご尽力されていらっしゃるかと存じます。

以前よりご紹介させて頂いておりました、天井埋め込み式の医療用空気浄化装置のメーカーよりさらに詳しい資料が届いたので、繰り返しとなりますがご紹介させて頂きます。

当院の待合室から診察室に入って頂くスロープの上の天井にありますこちらの機械がその空気浄化装置になります。

まずはメーカーより届いたコロナウィルスに対して有効か否かのQ&Aの資料をご覧ください。

次に飛沫などがこちらの空気浄化装置でどの位きちんと吸引されているかの動画をご覧ください。

最後に装置内の特殊フィルターのご紹介資料です。こちらは新型コロナウィルスに有効かもしれないという紫外線を利用する光触媒フィルターとなっております。

以上がメーカーより届きました、当院で使用しております空気浄化装置の性能の資料にございます。

もちろんこの装置だけに頼ることなく、診察室の定期的な換気や徹底した清掃、口腔外バキューム装置の利用をし、飛沫感染のリスクを最小限に抑えるようにしております。

まだ薬もない感染症との戦いではございますが、ちがさきサザン歯科では出来得る限りの対策を講じて皆様とスタッフの安全を図って参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

歯周病が進行するとどうなるの?

2020年4月27日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

歯周病は自覚症状に乏しい病気として有名ですよね。

 

まだ進行度の浅い段階でも、歯茎の腫れが認められるのですが、やはり一般の人からしたらなかなか気づきにくい症状といえます。

 

そのため、気付いたら頃にはかなり進行していることも多々あり、歯を失う原因の第一位にもなっています。

 

そんな歯周病は進行する過程でどのような症状が認められるようになるのでしょうか。

 

歯肉炎の症状

歯周病は「歯肉炎(しにくえん)」と「歯周炎(ししゅうえん)」の2つに大きくわけることができます。

 

このうち歯肉炎は、比較的軽度の歯周病であり、歯茎の腫れやブラッシング後の出血などが主な症状として認められます。

 

基本的に「痛み」などの強い症状は現れないことから、放っておいても大丈夫と判断してしまう人が多い傾向にあります。

 

また、歯ブラシをあてることで出血が生じることから、患部周囲のブラッシングを控えてしまい、さらなる病状の悪化へとつながっているケースが極めて多いです。

 

歯周炎の症状

歯周炎は、中等度から重度の歯周病といえます。

 

歯茎の炎症だけではなく、歯を支えている歯槽骨にまで細菌感染が広がり、重症度の高い症状を引き起こすようになるのです。

 

歯茎から膿が出る」「歯がグラグラする」といった症状は、歯周炎特有のものといえるでしょう。

 

病態がさらに進行すると、歯が抜け落ちることとなるため、歯周病がいかに怖い病気なのかがよくわかりますよね。

 

歯茎が腫れた時点ですぐに受診

このように、歯周病は進行するにしたがって、取り返しのつかない症状が現れるようになります。

 

そのため、歯周病の初期症状である「歯茎の腫れ」に気づいた時点で歯科を受診することが大切です。

 

ちがさきサザン歯科なら、初期の歯周病の治療もしっかりと行いますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

まとめ

歯周病は、進行度が高くなると、歯そのものを失ってしまう怖い病気ですので、可能な限り予防するようにしましょう。

歯周病の治療法について

2020年4月20日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

歯周病の症状が気になるけれど、実際にどのような治療を行うのか不安で、なかなか歯科を受診できないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

確かに、むし歯治療のように、なにか痛い思いをするのであれば、そのまま放置した方が楽なのでは?と考える気持ちもよくわかります。

 

ただ、歯周病治療というのはそれほど怖いものではないのでご安心ください。

 

そこで今回は、ちがさきサザン歯科でも行っている歯周病の治療法についてわかりやすくご紹介します。

 

歯のクリーニング

歯周病の治療では、まず歯の表面に付着した歯垢や歯石を取り除きます。

 

一般的には「歯のクリーニング」と呼ばれる処置で、皆さんも定期検診などで受けた経験があることかと思います。

 

とはいえ、歯周病治療となると感染源となる汚れをしっかり取り除く必要があることから、スケーリングやルートプレーニングという歯石除去に力を入れることも多々あります。

 

ブラッシング指導

歯周病は、歯医者の力だけでは治すことができません。

 

なぜなら、毎日の食生活やブラッシングなど、患者さまの生活習慣との密接な関連が認められるからです。

 

そこで当院では、歯周病の症状改善のために、正しいブラッシング法を身につけていただいております。

 

適切な歯磨きの方法というのは、患者さまそれぞれで異なるため、プロフェッショナルによるブラッシング指導を受けることは非常に有意義といえます。

 

それを毎日の歯磨きに活かしていただくことで、歯周病の症状も徐々に改善していきます。

 

重症化した歯周病の治療法

歯周病を放置することで重症化すると、歯のクリーニングやブラッシング指導では対応できなくなりますので注意が必要です。

 

そういったケースでは、外科的な治療を要することとなるため、できる限り軽度から中等度の段階で治療を受けるようにしましょう。

 

まとめ

このように、歯周病治療というのは「お口の中を清潔にする」ことが主な目的となりますので、痛い思いや怖い思いをすることはほとんどありません。

 

ですので、歯周病の症状に気づいた時点ですぐに当院までご連絡ください。

自分の歯で噛めることのメリットについて

2020年4月13日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

歯医者は患者さまに、天然歯の重要性についてお伝えすることが非常に多いです。

 

天然歯はかけがえのないものだから、出来る限り削らない、抜かないことが大切であるというお話はよく耳にしますよね。

 

ただ、最近ではインプラントのような優れた装置も開発されていることから「本当に自分の歯でなければいけないの?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。

 

今回はそんな自分の歯で噛めることのメリットについてわかりやすく解説します。

 

天然の歯には「歯根膜」がある

歯を失った際には、ブリッジや入れ歯、インプラントなどの治療によって欠損部を補うことができますが、やはり天然歯とは大きく異なると言わざるを得ません。

 

セラミックのような美しい材料を用いれば、天然歯と同様に審美性まで回復させることはできますが機能面においてはなかなかそう上手くはいかないものです。

 

なぜなら、天然歯には「歯根膜(しこんまく)」という重要な組織が存在しているからです。

 

歯根膜が果たす役割

歯根膜は、歯と歯槽骨との間に存在している組織で、基本的にはクッションのような役割を果たしています。

 

例えば、歯に強い衝撃が加わっても歯根膜があることで、歯の破折や歯周組織への傷害を軽減することができます。

 

また、噛む力を敏感に感じ取る機能も備わっており、硬いものや軟らかいものなど、いろいろな食べ物の食感を楽しむことができるのも歯根膜のおかげといえるのです。

 

さらに、歯根膜は歯周組織へ酸素および栄養を供給する役割も担っています。

 

失って気付く天然歯の重要性

普段は何気なく使っている天然歯ですが、失うことで初めてその重要性に気付きます。

 

けれども、天然歯は二度と再生しない組織でもあることから、失う前にその重要性を知っておかなければなりません。

 

そして、いつまでも自分の歯で噛み続けることができるよう、むし歯や歯周病予防に力を入れていきましょう。

 

まとめ

このように、天然歯はかけがえのないものなので、いつまでも健康な状態を保ちたいものです。

 

ちがさきサザン歯科なら、患者さまの大切な歯をお守りするサポートができますので、むし歯や歯周病をしっかり予防したいという方は、いつでもお気軽にご連絡ください。

むし歯の早期発見・早期治療を可能にする「ダイアグノデント」

2020年4月7日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

むし歯治療を苦痛に感じている方は、やはり歯を削る際の痛みや不快感を苦手としていることでしょう。

 

あのような感覚を体験することは、日常生活ではまずありませんよね。

 

風邪や胃腸炎の痛みや治療に伴う不快感もまた別の感覚といえます。

 

そのため、むし歯になっていてもなかなか歯科を受診できないという方も多いのではないでしょうか。

 

当院であれば、痛くないむし歯治療を可能にする取り組みを行っておりますので、安心して施術を受けられますよ。

 

むし歯の早期発見を可能にする「ダイアグノデント」

ちがさきサザン歯科では、むし歯の早期発見・早期治療に役立つ「ダイアグノデント」という装置を導入しております。

 

ダイアグノデントは、歯の表面にレーザー光を当てることで、そこにむし歯が存在しているかどうかを発見することができる「むし歯検出器」です。

 

とくに、発生して間もないむし歯は肉眼で確認することが難しいため、ダイアグノデントが大きな力を発揮してくれるといえます。

 

早期発見で歯を削る必要がなくなる?

むし歯は初期の段階であれば、削らずに治すことも可能です。

 

専門的には「初期う蝕」と呼ばれる状態で、歯の表面が白く濁っているのが特徴です。

 

この段階では、歯の表面にまだ穴があいていないことから、フッ素を塗布したり、正しいブラッシング法を実践したりすることで、むし歯の進行を止めることができるのです。

 

定期的なご来院をおすすめします

むし歯は一度進行してしまうと、自然に治ることはありませんので、予防か早期治療をすることが大切です。

 

定期的に当院までご来院いただければ、ダイアグノデントなどを活用して、むし歯の早期発見・早期治療を実現することが可能です。

 

そうすれば、むし歯で痛みが生じたり、むし歯治療で苦痛を感じたりすることもなくなりますよ。

 

まとめ

このように、ダイアグノデントを用いることでむし歯の早期発見や早期治療が可能になりますので、少しでも気になるところがありましたら、いつでも当院までお越しください。

ウィルスも除去する空気清浄機

2020年2月15日

最近、インフルエンザやコロナ性肺炎などの恐ろしい感染症が流行していて怖いですね。

ちがさきサザン歯科では、「全身の健康維持のための歯科治療」という概念を掲げており、院長の強い希望で歯科医院ではまだ導入が珍しい医院専用の空気清浄機を設置しております。

受付から診療室に入るスロープの上の天井に埋め込んであるこちらがその空気清浄機です。

こちらの空気清浄機は、歯科治療で出る粉塵や匂いだけでなく、特殊なセラミックフィルターとブラックライトでウィルスも99.95%除去する(メーカーデータ参照)という優れものです。

願わくば、この空気清浄機が本領発揮なんて事態にならないで一連のコロナウィルス騒ぎが収束してくれるといいのですが、

皆様くれぐれもうがい手洗いを心掛けて健康にお過ごしください。

痛みを抑えた歯科治療

2020年2月10日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

歯科治療を苦手としている人の大半は、施術に伴う痛みが原因となっていることかと思います。

 

痛み」というのは誰にとっても嫌なもので、出来れば痛みを感じずに歯科治療を終えたいものですよね。

 

そこで当院では、可能な限り痛みを抑えた「低侵襲な歯科治療」を実施しております。

 

歯を削る量や回数を少なくする

歯科治療に伴う主な痛みは、歯を削ったり、歯を抜いたりするときに生じます。

 

歯を削る量が多ければ多いほど、施術に伴う痛みも増加することから、切削量は最小限に抑えるに越したことはないのです。

 

残せる歯質の量が増えれば、歯そのものの寿命も延びますので非常にメリットが大きいといえます。

 

しかも、治療期間や治療費を抑えることにもつながるのです。

 

もちろん、そのためには高い技術力と正確な診断力が不可欠といえます。

 

ちがさきサザン歯科なら、そうした精度の高い歯科治療を実施することが可能です。

 

痛くない麻酔処置

これまであまり歯科治療を受けたことがなかったり、随分と前に受けたきりの方だったりすると、歯を削る際の痛みばかりが強く印象に残っているかもしれませんね。

 

けれども、歯科治療で実際に強い痛みを伴うのは、歯を削る前の「麻酔処置」であるケースも少なくありません。

 

麻酔処置では、口腔粘膜というとてもデリケートな部分に注射針を刺すことから、歯の切削とはまた違う痛みを伴います。

 

そこで当院では、麻酔針を刺す前に「表面麻酔」を作用させることで、施術に伴う痛みを軽減しております。

 

また、細い注射針を使用したり、ゆっくりと一定の速度で薬液を投与したりすることで、組織への刺激を最小限に抑えるよう努力しております。

 

まとめ

このように、ちがさきサザン歯科なら痛みの少ない歯科治療を受けることができますので、「歯医者が怖い」「痛くない歯科治療を受けたい」という方は、お気軽に当院までご連絡ください。

 

院内も落ち着いた雰囲気で、リラックスした状態で治療を受けることができますよ。

むし歯・歯周病を予防するための歯科処置

2020年2月10日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

むし歯や歯周病というのは、細菌感染症の一種であることから、その予防には口腔衛生の向上が何より重要といえます。

 

つまり、歯の表面に歯垢や歯石をいかにため込まないかが予防の鍵を握るのです。

 

ちがさきサザン歯科では、そうしたむし歯や歯周病予防のために、いくつかの歯科処置を実施しております。

 

PMTC(歯面清掃)

PMTCとは、歯の表面をきれいに清掃する処置で、一般的には「歯のクリーニング」と呼ばれています。

 

毎日の歯磨きでは落としきれない汚れを機械的なブラシを使ってきれいに磨き上げていきます。

 

その際、除去されるのは歯垢だけではありません。

 

実は、細菌の温床となりやすいのは歯垢だけではないのです。「バイオフィルム」という歯の表面を覆っている膜のような物質もむし歯や歯周病のリスクを著しく上昇させているため、この被膜も定期的に除去することが口腔疾患を予防する上で重要といえます。

 

PMTCであれば、バイオフィルムもきれいに取り除くことが可能です。

 

フッ素による歯の再石灰化の促進

むし歯予防に効果的な方法といえば、フッ素の歯面塗布ですよね。

 

歯の表面に高濃度のフッ素を作用させることで、歯の再石灰作用を促進します。

 

また、脱灰した歯質が再石灰化される過程でその内部にフッ素が取り込まれ「フルオロアパタイト」という特別な構造が作られるメリットもあります。

 

ちなみに、フルオロアパタイトはむし歯菌が産生する酸へと抵抗性が高いという特徴を持っています。

 

歯磨き指導

むし歯や歯周病を予防するためには、正しい歯磨きを実践することが大切です。

 

そこで当院では、歯磨きの専門家である歯科衛生士が患者さまそれぞれに最適といえる歯磨き指導を実施いたします。

 

まとめ

このように、当院の予防歯科では歯の表面にたまった汚れを取り除くだけではなく、歯質を強くし、正しいブラッシングを実践できるようサポートいたします。

 

そんな予防歯科の処置を受けてみたいという方は、いつでもお気軽に当院までご連絡ください。

 

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

ホワイトニングの方法

2020年1月10日

本日は前回の続きでホワイトニングの具体的な方法のご紹介をしたいと思います。

当医院で取り入れていているのはGC社製のTionとういうホワイトニングシステムになります。

こちらがメーカーによる紹介ページなります。

http://www.gcdental.co.jp/tion/homeplatinum/index.html

流れをフローチャートにてご説明します。

(*シェードテイキングとは歯の明度と色味を測定することです。

当医院ではVita社のガイドを利用しております。

ABCDが色を、数字が明度を表します。

数字は小さい程明るいです。日本人の平均的な数値はA3-3.5だと言われています。)

ホワイトニングを開始していただきましたら、1週間ごとに知覚過敏のケアとホワイトニングの成果を測定しフォローして参ります。

ホワイトニングのゴール自体は特に設けておりませんが、やればやるほど明るくなるものでもありませんので、患者様と相談しながらやめ時を決めていきます。

また、追加の薬剤のみの販売も行ってますので、続けていきたい患者様にも対応させて頂いております。(他院でホワイトニングトレーを作製され、当院にて薬剤のみのご要望は誠に勝手ながらお断りさせて頂いております。)

口元が明るいと清潔感のある印象を与えることができます。

いつでもご相談ください。

当医院のホワイトニングのご案内です。よろしければご参照ください。↓

https://www.chigasaki-southern-dc.com/whitening.html

ホワイトニングのお話

2019年12月17日

ふと笑った時の歯が白いととても清潔感があって素敵ですよね。

今日は歯を白くする方法についてのお話です。

審美歯科系の広告などでよく目にするホワイトニング。「きっと歯を白くするのだろう。」とは皆様もご理解されているかと思います。

では、具体的にホワイトニングとは何をするのでしょうか?

歯科において歯を白くする方法は様々あります。

  • 歯の表面の汚れを落として元の歯の白さを取り戻すもの。こちらは「着色落とし」や「PMTC」という呼び名がついております。
  • 次に削って歯そのものを人工のセラミックなどの歯に置き換えるもの。芸能人などが用いる方法です。人工的な白さを素早く手に入れるための方法です。
  • もう一つが薬剤を使ってエナメル質内の不純物を除去する方法です。ホワイトニングというと歯科では厳密にはこちらの方法を指します。

では、薬剤でのホワイトニングとはどのように行うものか簡単に説明いたします。

ホワイトニングにも実は大きく二つの方法があります。

オフィスホワイトニングという歯科医院で濃度の高い薬剤で一気にトーンアップするものと、

ホームホワイトニングという患者様自身が自宅でご自分でマウスピースを使って少しずつトーンアップする方法です。

当医院では、後者のホームホワイトニングを取り入れております。

実はホワイトニングの副作用として「歯がしみる」という症状があるのですが、オフィスホワイトニングの方は濃度が高い薬剤で一気に行ってしまうため、処置後の「しみ」の程度の加減が難しいのです。

また、先程も書きましたが、ホワイトニングとはエナメル質内の不純物を除去することで歯の透明度を上げ、白くするのですが、不純物が抜けた後は一時的にエナメル質に空洞があるような状態です。(そのため「しみる」のですが)

一気に抜くということはそれだけ空洞が出来、その空洞に歯を構成するカルシウムなどが収まる前にまた不純物が入り込みやすいのです。要するに「後戻り」がどうしても発生しやすいのです。

ホームホワイトニングでも同じような現象は起きていますが、濃度が低いものでゆっくりと除去していくので、症状をコントロールがしやすく、「後戻り」もオフィスに比べしにくいのが利点です。

少しお話が長くなってしまったので、次回のお話でホームホワイトニングの具体的なやり方をお話したいと思います。

こんな症状はむし歯かも?

2019年12月5日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

近年、予防歯科の概念が広がり、むし歯予防に力を入れる人も増えてきました。

 

その甲斐あって、「これまでむし歯にかかったことがない」という方も珍しくなくなりましたね。

 

それだけに、むし歯になるとどんな症状が現れるのか、あまり知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、むし歯が疑われるようなお口の異常や症状についてわかりやすく解説します。

 

歯の表面が黒くなっている

むし歯を発症した際、視覚的に最も気付きやすい症状は「歯の黒ずみ」です。

 

私たちの歯というは、本来白くて光沢がありますが、むし歯になると歯の一部に黒ずみが生じるようになります。

 

その黒ずみが1つの歯のほんの一部分に限定されていて、歯ブラシによるブラッシングでも除去できない場合は、おおよそむし歯であると考えて間違いはありません。

 

それがもし、1本の歯の大部分や複数の歯に及んでいる場合は、歯の着色や変色が疑われます。

 

いずれにせよ、一度当院までお越しください。

 

歯の表面に穴があいている

歯の表面に穴があいていたら、ほぼむし歯であると考えられます。

 

歯の表面を覆っているエナメル質というのは、人体で最も硬い組織であり、そう簡単に穴があくようなことはないのです。

 

その穴が深ければ深いほど、また大きければ大きいほど、むし歯の進行度も高いといえます。

 

食べ物や飲み物がしみる

食べ物や飲み物を食べた際に「しみる」という症状が現れた場合もむし歯が疑われます。

 

冷たいものを口にした際に、ときどきしみる程度であれば「象牙質知覚過敏症(ぞうげしつちかくかびんしょう)」も疑われますが、痛みが頻繁に起こったり、歯の表面に穴があいていたりする場合は、むし歯であると思われますので、すぐに「ちがさきサザン歯科」までお越しください。

 

まとめ

このように、「歯が黒くなっている」「歯に穴があいている」「食べ物や飲み物がしみる」場合は、むし歯が疑われますので、まずはしっかりとした診査診断を受ける必要があります。

 

当院であれば、できるだけ削らない低侵襲なむし歯治療を実施することが可能ですよ。

詰め物のお話

2019年12月4日

今日は少し小難しい話を書こうと思います。お口に入っている様々な詰め物のうち保険で作れる金属の詰め物(銀歯)について。

 銀歯の一例

銀歯については沢山語れる項目があるのですが、本日は銀歯が出来るまでの工程を手短にお伝え出来ればと思います。

まず、虫歯の歯を銀歯の形に削り、型をとります。患者様が目撃するのはここまでかと思います。

その後の工程は

型を取ったものに石膏を流します。

そうすると患者様の歯とそっくりの模型が出来上がります。歯科医院がするお仕事は一旦ここまで。ここからは技工士さんの出番です。

②技工士さんは模型をまず、加工しやすように台付けをしたり、患部の歯だけ外れるように分割したりします。(私も大学病院にいた頃は自分で銀歯を作ってみようと試みましたが、まずこの模型の下準備で時間がかかってしまい苦労しました)

下準備が終わったら、銀歯型に凹んでいる患部に今度はワックスを流し込みます。ワックスアップと呼ばれる作業です。ロウで歯の銀歯の形を作るのです。

グレーの部分がワックスです。

③そして、出来上がったワックスだけを今度は埋没材と呼ばれる石膏の一種に埋め込んで鋳造していきます。

④鋳造したての銀歯は高熱により酸化し真っ黒です。それをピカピカになるまで磨いて技工士さんから病院に納品されます。

こんな工程を経て届いた銀歯を今度はお口に合わせていきます。歯の感覚は非常に繊細で髪の毛一本でもきつく感じたり、高く感じるので最終調整は患者様のお口で実際に調整する必要があります。

きつさも高さも調整が終わってようやく患者様の歯にセットできます。

最近はその見栄えの悪さから敬遠されがちな銀歯ですが、このようにオーダーメイドのアクセサリー並みの手間と真心で作られているということが少しでも伝わればと思います。(もちろん白い詰め物も工程の違いこそはあれ、同じような手間暇を経て完成してます。)

当医院の虫歯治療のご案内です。ご参照ください。↓

https://www.chigasaki-southern-dc.com/cavity.html

歯がしみるメカニズム

2019年11月5日

今日は歯がしみるのメカニズムについてのお話をしたいと思います。

冷たいものを食べるとキーンと歯が痛くなることがありますね。それが辛くて、歯医者に行けば、虫歯か知覚過敏だと診断されることが多いかと思います。

しかし、そもそも何故歯はしみるのか不思議になりませんか?

実は歯がしみて痛くなるメカニズムはいまだにハッキリとしていないのです。もちろん、それらしい学説は何種類かあるのですが、完璧に説明がつくものがないのです。


歯の中には歯髄と呼ばれる神経組織があり、歯の痛みはこの歯髄は脳に伝えているのですが、この歯髄に刺激が伝わるメカニズムが未だに解明されていないのです。

少し話が逸れますが、痛覚というのは大きく分けて2つあります。足を何かにぶつけた時に最初にくる鋭い強い痛み、そしてしばらくしてジンジンとして伝わる鈍痛。前者はA δ線維、後者はC繊維と呼ばれる違う神経の層が担当しているのですが、歯髄にはA δ線維しかないのです。

つまり、歯の痛みは常に打撃が加わっているような強い痛みが走るのです。痛いはずですね。

お話しを戻しましょう。歯髄に歯への刺激が伝わるメカニズムの説として挙げられているのが、

① 象牙細管内神経分布説

② 象牙芽細胞受容器説

③ 動水力学説

④ 知覚受容複合体説

この4つになるのですが、一番有力なのが③の動水力学説です。象牙質に加えられたさまざまな刺激形態が、象牙質細管の内溶液の移動を起こし、象牙細管内に入り込んでいる知覚神経線維を刺激しているという説です。しかし、これも完璧に説明がつくわけではないみたいでして、真相はこれからの研究で明らかになることでしょう。

令和の時代になっても未だに歯が何故しみるのか分からないなんて、人体は本当に神秘で溢れていますね。


げっ歯目、重歯目の歯

2019年10月18日

げっ歯目・重歯目、(ネズミやウサギの仲間)彼らの歯は少し変わっているので、今日はそんなお話を書いてみようと思います。

ハムスターやウサギを飼った経験がある方はご存知かもしれませんが、彼らは常にガリガリと何かを齧っています。それもそのはず、彼らの前歯は常時伸び続ける構造をしているのです。また人間の歯と違いエナメル質は表側しか付いていません。高繊維の食事を摂取する中、歯の摩耗を防ぐのではなく歯が半永久的に伸びることを選択した進化なのでしょう。

そんなウサギなどはペットなどで柔らかい餌ばかり食べていると本来なら削れるべき歯が削れず伸び続けてしまう病気もあるみたいです。

歯が伸びすぎてしまったウサギ

もし人間が同じような歯の構造であったのなら、爪みたいに切ったり、オシャレをしたりするビジネスが生まれたのだろうなと妄想してしまいます。

様々な進化の過程で獲得した色々な動物達の歯。人間と比べながら学ぶと一層楽しみが増しますね。

歯の麻酔

2019年9月24日

歯を抜くとき、歯を削るとき、歯医者では麻酔をかけます。カルテ用語では浸潤麻酔と言います。

浸潤。書いて字の通り、歯科の麻酔は浸潤つまり染み込ませる形で効き目を出す麻酔の仕方をします。(他の麻酔の方法もあるのですが、99%こちらの浸潤麻酔で治療をします。)

染み込ませるとは、つまりどういうことか解説していきたいと思います。

上の図が浸潤麻酔のイメージ図になります。注射をした際の麻酔薬は粘膜と骨の間に貯留されます。そこから徐々に骨に染み込み、歯の根の先にある血管から歯の神経へと運ばれます。

そのため、下顎の奥歯など骨が硬くて分厚い部分は麻酔が効きにくい傾向にあります。

また、麻酔薬は炎症が起きている部位では麻酔効果が出ない化学式に変化してしまう性質があります。(炎症が起きるとそこの部位が局所的に酸性に傾くため、麻酔薬が変質してしまうのです。)

炎症があるから痛いのに麻酔が効かないので、患者様も術者も大変苦労します。

そんな時は一度、薬で炎症を落ち着かせてから処置をすることも多々あります。

以上が簡単にではありましたが、歯科で用いる局所麻酔の仕組みでした。

1 2