むし歯・歯周病を予防するための歯科処置
2020年2月10日
皆さんこんにちは。
ちがさきサザン歯科です。
むし歯や歯周病というのは、細菌感染症の一種であることから、その予防には口腔衛生の向上が何より重要といえます。
つまり、歯の表面に歯垢や歯石をいかにため込まないかが予防の鍵を握るのです。
ちがさきサザン歯科では、そうしたむし歯や歯周病予防のために、いくつかの歯科処置を実施しております。
PMTCとは、歯の表面をきれいに清掃する処置で、一般的には「歯のクリーニング」と呼ばれています。
毎日の歯磨きでは落としきれない汚れを機械的なブラシを使ってきれいに磨き上げていきます。
その際、除去されるのは歯垢だけではありません。
実は、細菌の温床となりやすいのは歯垢だけではないのです。「バイオフィルム」という歯の表面を覆っている膜のような物質もむし歯や歯周病のリスクを著しく上昇させているため、この被膜も定期的に除去することが口腔疾患を予防する上で重要といえます。
PMTCであれば、バイオフィルムもきれいに取り除くことが可能です。
むし歯予防に効果的な方法といえば、フッ素の歯面塗布ですよね。
歯の表面に高濃度のフッ素を作用させることで、歯の再石灰作用を促進します。
また、脱灰した歯質が再石灰化される過程でその内部にフッ素が取り込まれ「フルオロアパタイト」という特別な構造が作られるメリットもあります。
ちなみに、フルオロアパタイトはむし歯菌が産生する酸へと抵抗性が高いという特徴を持っています。
むし歯や歯周病を予防するためには、正しい歯磨きを実践することが大切です。
そこで当院では、歯磨きの専門家である歯科衛生士が患者さまそれぞれに最適といえる歯磨き指導を実施いたします。
このように、当院の予防歯科では歯の表面にたまった汚れを取り除くだけではなく、歯質を強くし、正しいブラッシングを実践できるようサポートいたします。
そんな予防歯科の処置を受けてみたいという方は、いつでもお気軽に当院までご連絡ください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。