ブログ|茅ヶ崎駅近く徒歩3分の歯医者【ちがさきサザン歯科】

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スマホと歯と顎の関係

2020年6月22日

本日は最近増えている食い縛りによる顎関節症や歯の摩耗についてお話をしたいと思います。

10年余り歯科医として診療に携わっておりますが、この5年強程、急に若い方の食い縛りによる様々な症状を臨床の場で目にするようになりました。

歯の摩耗自体は年齢とともに起きる現象ではありますが、若年層でもかなりの割合で増えているような気がします。また、顎関節症には様々な症状があり、症状に応じて型が決まっているのですが、中でも筋肉由来の型での痛みを訴える患者様が従来より増えているように思われます。

色々な原因はあるかと思いますが、ここ5年程のこのような症状の増加原因の1つがスマートホンの普及にあると分析しております。

皆さん、スマホを操作する際にどうしても、下を向きますよね。

その体勢は頭蓋骨の重みが下顎に乗っかりやすく、また口が自然にしっかりと閉じてしまう姿勢のため、無意識に食い縛りをしてしまっているのです。

この姿勢を長時間することで顎の筋肉は筋疲労を起こし痛みにつながり、また筋肉自体が強くなり、食いしばる力が増すことで歯にも負担がかかりやすくなります。

スマホの使用時間を減らすのが一番手っ取り早い改善方法ですが、なかなか難しい場合は、スマホの持つ角度を絵のように少し上で持って頂けると、顎の負担は減るかと思います。

その際に唇は閉じていても構いませんが、お口の中で歯を食いしばらない「安静空隙」という位置を意識してください。

一度ついてしまった食い縛り癖はなかなか治りにくいものです。症状が辛い時は夜間就寝時に着けていただくマウスピースがオススメですので、是非ご相談ください。

口腔外科のご案内もしております↓

https://www.chigasaki-southern-dc.com/surgery.html

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著者情報

ちがさきサザン歯科
院長 藤田 知慶(ふじた ともよし)

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生まれも育ちも広島県の片田舎。 無類の生き物好きで、幼少期はケガをした野生動物をかなりの数、種類ともに保護をし、親を困らせたものでした。アヒルを虫捕り網で捕獲したのは今でも武勇伝です。(大事に家族として育てました。)しかし、爬虫類は大の苦手。特に蛇は天敵です。 趣味は釣りとカープ。 大学は仙台は東北大学に進学し、研修時に広島に戻り就職し、結婚を期に妻の実家のある神奈川に移住しました。 自然が大好きな私としては、とにかく海が近くてのんびりとしたこの街が第二の故郷のように思えます。 この素晴らしい街、茅ヶ崎の皆様のお役に立てるような歯科医院をめざし、日々研鑽する所存にございます。 末長くよろしくお願いいたします。