歯医者は「病気になる前」に行くところ?
2020年5月3日
皆さんこんにちは。
ちがさきサザン歯科です。
日本では昔から、歯医者は「病気になってから」行くところという意識が広く根付いています。
確かに、一般的な病院も風邪をひいたり、腹痛に悩まされたりした際に受診するものなので、あながち間違った考えではないように思えますよね。
けれども、口腔ケアの先進国である欧米では、歯医者は「病気になる前」に行くところ、という考え方が常識となっているのです。
今回はそんな口腔ケアや歯科治療に対する意識が日本と欧米とで、どのように異なるのかを解説します。
歯がその他の臓器と大きく違うのは、病気などによって傷ついたり、破壊されたりしても、「再生しない」という点です。
そのため、むし歯にかかった時点でその歯の寿命が徐々に短縮していくものと考えられます。
あるいは、病気が進行して失われた歯質の量が多くなるほど、歯の寿命も縮まっているといえるのです。
それだけに、歯に関連した病気は予防するに越したことはないといえます。
むし歯や歯周病は、重症化することで最終的には歯を失いますよね。
歯を失うと、それを補うための入れ歯やブリッジなどを入れなければならなくなりますし、咀嚼能率の低下を招くことにもなります。
すると、消化管への負担が大きくなり、口腔だけではなく全身の健康状態にまで悪影響を及ぼすことがあるのです。
「お口は体の入り口」と言われているだけあって、歯や歯周組織の健康状態というのは、身体全体にとっても重要なものなのです。
ちがさきサザン歯科では、歯のクリーニングやフッ素塗布など、むし歯・歯周病を予防するための処置を行っております。
そうした予防処置を定期的に受けることで、病気になるのを防ぐことができますよ。
このように、日本ではまだまだ予防歯科の概念が広く普及していないのが現状です。
そこでまずは皆さんお一人おひとりが定期的に歯科を受診することで、お口の健康増進に努めてみませんか?
ちがさきサザン歯科なら、そうした取り組みを全力でサポートさせていただきます。