親知らずの抜歯

親知らずが横・斜めに生えている場合、隣接する手前の歯とぶつかります。
それにより、手前の歯がむし歯になったり、歯ぐきの腫れや、膿が出るといった様々なトラブルを引き起こす原因になります。
横・斜めに生えている親知らずがある場合は、不用意なトラブルを引き起こす前に早めに抜歯することをおすすめします。
親知らずがきれいに並んで生えてきていたり、かみ合わせも問題なければ、抜歯をする必要はありません。
まずは状態を診させていただきますので、お気軽にご相談ください。
抜歯が難しい親知らずの種類とは
歯・歯の根の形
前の歯に食い込む、根が湾曲している、完全に骨に埋伏しているなどは、抜歯に時間がかかる場合があります。
口の開き具合
生まれつきの口の形や顎関節症などの理由から大きく口が開かない場合、器具が奥まで届きにくいため、抜歯に時間がかかる場合があります。
下顎の血管・神経との位置関係
下の顎の中には太い血管や神経が通る「下顎管」という管があり、親知らずはこの下顎管の近くに埋伏していることが多いのです。下顎管との位置関係を確認してから抜歯を行わないとトラブルを起こす場合があるので、高度な技術が必要になります。