ブログ|茅ヶ崎駅近く徒歩3分の歯医者【ちがさきサザン歯科】

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8020運動とは?

2024年6月13日

こんにちは。茅ヶ崎駅近くの歯医者【ちがさきサザン歯科】です。

「8020運動」とは、80歳になっても自分の歯を20本以上保つことを目指す取り組みです。この運動は、歯科医師や専門家によって提唱され、高齢者の口腔健康を守るために非常に重要とされています。
8020運動の背景には、高齢者の口腔健康の重要性があります。健康な歯を保つことは、食事や会話、社会的な交流を楽しむために欠かせません。しかし、年を重ねるにつれて虫歯や歯周病などのトラブルが増える傾向があります。
高齢者が健康な歯を維持し、80歳になっても自分の歯を20本以上保つことを目標としています。この目標を達成することで、高齢になっても快適な生活を送り、生活の質を高めることができます。

実践するためには

 

定期的な歯科検診とケア

定期的な歯科検診を受けることで、虫歯や歯周病を早期に発見し、プロのケアで歯垢や歯石を取り除くことができます。

 

日常のセルフケア

毎日の歯みがきとフロスの習慣を守り、食べかすや細菌を取り除くことで、口腔内の清潔を保ち、虫歯や歯周病の予防に繋がります。

 

バランスの取れた食事

栄養バランスの取れた食事を心掛け、特に糖分の摂取を適度に制限することで、歯を守るための健康的な食習慣を育てます。

 

生活習慣の見直し

喫煙や過度なアルコール摂取など、口腔健康に悪影響を及ぼす習慣を見直し、リスクを管理することが重要です。

 

8020運動で得られるメリット

高齢になっても自分の歯を保てる

自分の歯を保つことで、食事や会話、笑顔を楽しむことができます。

 

将来的医療費の削減

実践することで、治療の回数や費用を減らすことが期待できます。

 

全身の健康への影響

健康な歯を保つことは、全身の健康にも良い影響を与えると言われています。
結論として、8020運動は健康な歯を長く保つための大切な取り組みです。定期的な歯科ケアを通じて、高齢になっても健康な歯を維持し、質の高い生活を送ることを目指しましょう。
茅ヶ崎駅で予防歯科・歯のクリーニングをお探しなら【ちがさきサザン歯科】までご相談ください。

歯のクリーニングについてはこちらから

PMTCとは?メリットや内容について解説します

2024年6月13日

こんにちは。茅ヶ崎駅近くの歯医者【ちがさきサザン歯科】です。

歯科医院では、普段の歯磨きでは取りきれない汚れを専門的にクリーニングする診療を行っています。どれだけ丁寧に歯磨きをしても、実際には約8割の汚れしか落とせません。そのため、歯科医院でのクリーニングを受けることで、残りの汚れをしっかりと取り除くことができます。
歯科医院で行うクリーニングは「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」と呼ばれます。
今回は、PMTCを受けるメリットや具体的な施術内容、PMTCを受ける頻度について詳しく解説します。歯のクリーニングを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

 

PMTCとは?

PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、専門家である歯科医師や歯科衛生士が専用の機械を使用して行う歯のクリーニング方法です。

法律上、歯科医師と歯科衛生士が施術を行うことができますが、多くの歯科医院では歯科衛生士が担当することが一般的です。

PMTCの目的は病気の治療ではなく、虫歯や歯周病の予防です。また、歯の表面に付着した着色汚れを除去し、見た目を改善する効果もあります。

 

PMTCを受けるメリット

歯科医院で行われるPMTCには、以下のようなメリットがあります。

虫歯や歯周病の予防になる

PMTCを受ける最大のメリットは、虫歯や歯周病の予防です。
虫歯や歯周病の原因は、プラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の集まりです。毎日の歯磨きをどれだけ丁寧に行っても、細かな部分の汚れまで完全に除去することは難しいです。
PMTCでは、普段の歯磨きで行き届かない部分の汚れをしっかりと取り除き、自分では落とせないバイオフィルムという細菌の集合体を破壊することができます。
虫歯や歯周病は、一度罹患すると自然には治りません。そのため、しっかりと予防することが重要です。

歯の美しさを維持できる

PMTCでは、歯の表面の着色汚れを取り除き、美しい白い歯を維持できます。
着色汚れは、歯ブラシではなかなか取り除けません。無理に除去しようとすると、歯質を傷めることもあります。
また、市販の着色除去を目的とした歯磨き粉の中には研磨作用が強いものもあり、使用方法を誤ると知覚過敏などの害作用が出る可能性があります。着色は自分で無理に落とそうとせず、歯科医院で除去してもらいましょう。

歯のホワイトニングとの違い

歯自体の色を白くするホワイトニングとPMTCは異なる施術です。
PMTCでは、着色汚れを除去して元の歯の白さに戻すことができますが、歯自体の色を漂白することはできません。歯そのものを白くしたい場合は、歯科医院でホワイトニングを受ける必要があります。
また、ホワイトニング後のケアとして、定期的にPMTCを受けることで、再び着色しにくいお口の環境を作ることができます。

口臭の予防になる

口臭の原因の一つは、口腔内の細菌が出す揮発性のガスです。PMTCによって口腔内に溜まった細菌を除去することで、ガスの発生を抑え、口臭を予防することができます。
頻繁に歯のクリーニングを受けているにもかかわらず口臭が気になる場合は、歯科医師に相談しましょう。

PMTCでは具体的に何をする?

  • 歯垢の除去
  • バイオフィルムの除去
  • 着色汚れの除去

それぞれ詳しく解説します。

 

歯垢の除去

普段の歯磨きでは落としきれない歯垢を除去し、歯の表面をツルツルにします。これにより、新たな汚れが付きにくくなります。また、歯ブラシが行き届かない歯と歯の間や、歯と歯茎の境目の汚れも丁寧に落としていきます。

 

バイオフィルムの除去

PMTCではバイオフィルムも除去します。バイオフィルムとは、微生物の集合体で、細菌が集まって表面に膜を作りこびりついた状態のことです。排水溝のぬめりを想像するとイメージしやすいでしょう。お口の中の細菌によって、歯の表面にバイオフィルムという膜が形成されます。バイオフィルムは歯ブラシでは除去しにくいため、歯科医院のクリーニングで取り除く必要があります。バイオフィルムを除去することで、より衛生的な口内環境が保たれ、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

 

着色汚れの除去

着色汚れは、普段の飲食や喫煙などで歯の表面に付着するもので、通常の歯磨きでは落としにくいです。PMTCでは、こうした着色汚れを効果的に除去し、歯の本来の白さを取り戻します。

しかし、普段口にする飲食物でも着色が起こります。ポリフェノールを含んだ緑茶や赤ワイン、チョコレート、カレー、トマトソースなどを飲食すると、歯に着色が生じます。

着色自体は細菌とは異なり、歯に悪影響を与えることはありませんが、見た目が悪くなるだけでなく、歯の表面がザラザラとするため汚れが付きやすくなります。

 

PMTCの流れ

歯垢や着色の付着状況によって、手順やケア方法は異なりますが、大まかには次のような流れで行われます。

 

お口の中の確認

最初にお口の中の汚れの状態や着色、歯石の有無などを確認します。

 

歯石除去

次に歯石除去を行います。歯石が付着している場合には、専用のスケーラーという器具を使って除去します。

 

清掃と研磨

必要に応じて、歯の汚れを染め出し、専用の器具とペーストを使って汚れを落とします。同時に着色も除去します。清掃には、ポリッシングブラシやゴムチップ、デンタルフロスなどを使用し、細かな部分の汚れもしっかりと取り除きます。

 

フッ素塗布

全体の清掃後、歯の質を強化するためにフッ素塗布を行う場合もあります。歯の表面の汚れをしっかり除去した後にフッ素塗布を行うことで、効果的にフッ素を取り込むことができます。

 

 

まとめ

今回は、PMTCを受けるメリットや具体的な内容、施術の流れについて詳しく解説しました。

どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、すべての汚れを完全に落とすことは難しく、日常の歯磨きでは約8割の汚れしか除去できません。また、着色汚れを自分で完全に落とすのは困難です。そこで、効果的なケア方法としてPMTCが役立ちます。

磨き残しが原因で虫歯や歯周病になることが多いため、定期的にPMTCを受けることで、これらの予防に努めましょう。

茅ヶ崎駅でPMTCでの予防歯科をお探しなら【ちがさきサザン歯科】までご相談ください。

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子どものむし歯を予防する方法

2021年7月12日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

子どもの歯は、大人の歯よりもむし歯になりやすく進行も早いです。

 

重症化すると、次に生えてくる大人の歯にまで悪影響が及ぶこともあります。

 

それだけに、子どものむし歯は出来る限り予防することが大切といえます。

 

そこで有効といえるのが「フッ素塗布」と「シーラント」です。

 

フッ素塗布とは?

フッ素塗布とは、高濃度のフッ素が配合されたジェルを歯の表面に塗る処置です。

 

フッ素は、「歯の再石灰化作用を促す」だけではなく、「虫歯菌の活動を抑制」したり、「歯質を強化」したりする作用が期待できる物質です。

 

それを直接、歯に作用させることができるフッ素塗布は、非常に高いむし歯予防効果を発揮します。

 

それに加えて、フッ素入りの歯磨き粉も活用すれば、子どものむし歯予防も万全ですね。

 

シーラントってなに?

シーラントというのは、主に子どものむし歯予防で行われる歯科処置です。

 

奥歯の複雑な溝を歯科用プラスチックで埋めて、滑らかにします。

 

歯の表面がツルツルになると、汚れがたまりにくくなりますよね。

 

その結果、清掃性が高まり、むし歯のリスクも大きく減少するのです。

 

シーラントを充填してしまえば、親御さまによる仕上げ磨きも楽になりますよ。

 

気軽に受けられる簡便な処置

フッ素塗布もシーラントも、処置自体はとてもシンプルです。

 

歯を削ることもなければ、麻酔を打つ必要もありません。

 

気付いたら終わっているような簡便な処置なので、歯科治療に不安があるお子さまでも安心して受けることができます。

 

まとめ

このように、子どものむし歯をしっかりと予防したいのであれば、日々の歯磨き、仕上げ磨きを頑張るだけではなく、フッ素塗布やシーラントといったプロフェッショナルケアも定期的に受けていきましょう。

 

当院までお越しいただければ、お子さまのむし歯予防を全力でサポートいたします。

 

歯磨きや仕上げ磨きのコツなどもアドバイスいたします。

自分の歯で噛めることのメリットについて

2020年4月13日

皆さんこんにちは。

ちがさきサザン歯科です。

 

歯医者は患者さまに、天然歯の重要性についてお伝えすることが非常に多いです。

 

天然歯はかけがえのないものだから、出来る限り削らない、抜かないことが大切であるというお話はよく耳にしますよね。

 

ただ、最近ではインプラントのような優れた装置も開発されていることから「本当に自分の歯でなければいけないの?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。

 

今回はそんな自分の歯で噛めることのメリットについてわかりやすく解説します。

 

天然の歯には「歯根膜」がある

歯を失った際には、ブリッジや入れ歯、インプラントなどの治療によって欠損部を補うことができますが、やはり天然歯とは大きく異なると言わざるを得ません。

 

セラミックのような美しい材料を用いれば、天然歯と同様に審美性まで回復させることはできますが機能面においてはなかなかそう上手くはいかないものです。

 

なぜなら、天然歯には「歯根膜(しこんまく)」という重要な組織が存在しているからです。

 

歯根膜が果たす役割

歯根膜は、歯と歯槽骨との間に存在している組織で、基本的にはクッションのような役割を果たしています。

 

例えば、歯に強い衝撃が加わっても歯根膜があることで、歯の破折や歯周組織への傷害を軽減することができます。

 

また、噛む力を敏感に感じ取る機能も備わっており、硬いものや軟らかいものなど、いろいろな食べ物の食感を楽しむことができるのも歯根膜のおかげといえるのです。

 

さらに、歯根膜は歯周組織へ酸素および栄養を供給する役割も担っています。

 

失って気付く天然歯の重要性

普段は何気なく使っている天然歯ですが、失うことで初めてその重要性に気付きます。

 

けれども、天然歯は二度と再生しない組織でもあることから、失う前にその重要性を知っておかなければなりません。

 

そして、いつまでも自分の歯で噛み続けることができるよう、むし歯や歯周病予防に力を入れていきましょう。

 

まとめ

このように、天然歯はかけがえのないものなので、いつまでも健康な状態を保ちたいものです。

 

ちがさきサザン歯科なら、患者さまの大切な歯をお守りするサポートができますので、むし歯や歯周病をしっかり予防したいという方は、いつでもお気軽にご連絡ください。