入れ歯のケア方法
2024年1月19日
皆様、こんにちは。
茅ヶ崎駅から徒歩3分の歯医者【ちがさきサザン歯科】です。
入れ歯は、長くご使用いただくためには適切なケアが必要です。入れ歯を洗う際に勘違いしている方がいらっしゃいます。このページでは日常的なお手入れ方法や注意点についてお伝えします。
・硬いブラシは使用しないでください
硬いブラシは入れ歯に傷をつける恐れがあります。入れ歯を傷付けることにより、入れ歯自体の寿命が短くなり、壊れてしまう可能性があります。
入れ歯を洗う際は、柔らかい毛先の歯ブラシまたは専用の入れ歯ブラシを使用しましょう。柔らかいブラシは入れ歯の表面を傷つけずに汚れを取り除き清潔を保ちます。
・歯磨き粉で磨かないでください
入れ歯のケアにおいて、市販の歯磨き粉で磨くことは避けるべきです。
市販の歯磨き粉に含まれる研磨剤や酸が、入れ歯の材料に傷をつけます。入れ歯は特殊な樹脂やデリケートな材料で作られており、これらの材料は歯のエナメル質とは異なります。歯磨き粉の使用により、入れ歯の表面が傷つくことがあります。
・洗浄液を使用しましょう。
洗浄液は入れ歯の汚れや細菌を効果的に除去し、清潔な状態を保ちます。入れ歯洗浄液は臭いの元となる細菌や食べ物のカスを取り除き、入れ歯の口臭も防ぐことが可能です。入れ歯洗浄液を使用した後は、入れ歯をよくすすぎ、清潔に保管しましょう。歯科医師の指示に従って、使用方法を守ることで、より長く入れ歯をお使いいただけます。
・熱湯はかけてはいけません。
入れ歯は特殊な樹脂や材料で作られているため、高温になることで形が変わったり傷がついたりする恐れがあります。入れ歯を熱湯で消毒してしまうと、適切にフィットしなくなることや割れることがあるため、煮沸消毒はしないでください。一度形が変わってしまった入れ歯は、元には戻らないためご注意ください。