むし歯を放置する危険性
2024年1月19日
皆様、こんにちは。
茅ヶ崎駅から徒歩3分の歯医者【ちがさきサザン歯科】です。
- 冷たいものがしみるけど、我慢できるから歯医者に行かない。
- 痛みはあるけど、忙しくて歯医者に行けない。
- などの理由でむし歯を放置していませんか?
むし歯を放置したまま生活していたら、一体どうなってしまうのでしょうか。
たかが、むし歯と言って放置していると深刻な事態になってしまう可能性があります。
激しい痛み
むし歯は最初に歯の表面にあるエナメル質を侵食し始めます。エナメル質は硬い保護層であり、初期のむし歯の段階では通常痛みを感じません。ですがむし歯を放置したままにしておくと、激しい痛みや針で刺すような鋭い痛みが生じることがあります。この痛みは長く続き、冷たい食べ物・飲み物、熱い食べ物・飲み物を摂る、噛む、触るなどの刺激に敏感に反応します。激しい歯の痛みは生活の質を低下させ、日常生活に支障をきたすことがあります。また、痛みを抑えるために鎮痛剤が処方される時もありますが、一時的な痛みを抑えるものなので、時間が経てば再び激しい痛みに襲われます。そのためにも早めに歯科医院でむし歯治療を行うことが重要です。
口臭がひどくなる
むし歯を放置すると口臭がひどくなります。口臭は、お口の中の細菌が、たんぱく質を分解する過程でだす硫黄(腐った卵のような臭い)が原因とされています。この硫黄が非常に不快な臭いを発します。
また、口腔ケアが不十分な状態は、むし歯の進行を早め、口臭を悪化させます。ご飯を食べた後や夜寝る前に歯や歯の間を十分に磨けてないことが、細菌の増加と深いな臭いを引き起こします。さらに、むし歯を放置すると歯の感染が歯茎や他の部分に広がると、炎症が生じ、口臭が強くなっていきます。
口臭を予防するためにも歯科医師による定期的な検診を受け、歯間ブラシやフロスを使用して、歯垢を取り除くことが大切です。
歯を失う可能性もある
放置されたむし歯の感染が広がると、歯の根にも影響を及ぼし、歯の根に感染が広がり、膿がたまる可能性があります。これは非常に激しい痛みを引き起こします。また、むし歯による歯の欠損が進行すると、周囲の歯が移動し、噛み合わせが変わってくる可能性もあります。
さらにむし歯が進行すると歯を保存することが難しくなり、最終的に歯を失うリスクが高まります。歯を失うことは、噛む力や発音、見た目にも大きな影響を与え、日常生活に支障をきたすことがあります。そのため、むし歯の早期発見と適切な治療が非常に重要です。定期的な歯科医院での歯科検診と適切な口腔ケアを実践し、むし歯の進行を防ぐ努力が必要です。