顎関節症の症状と治療法
2021年1月12日
皆さんこんにちは。
ちがさきサザン歯科です。
「口を開くと顎が痛い」「口が大きく開かない」など、顎の関節周囲に異常がある場合は、「顎関節症」が疑われます。
治療を受けず放置すると、さらなる症状の悪化を引き起こすことがあるので、とりあえず一度、医療機関を受診しましょう。
受診先として適切なのは「歯科口腔外科」です。
顎関節症とは、顎の関節やその周囲の筋肉にさまざま異常が現れる病気です。
現代の日本人によく見られる病気で、軽度であれば積極的な治療は必要ありません。
けれども、中等度から重度の顎関節症は、歯科口腔外科での適切な治療が必要となります。
顎関節症の代表的な症状といえば「クリック音」ですね。
口を動かした際に顎の関節が「ポキポキ」となる現象です。
「ジャリジャリ」となる場合を「クレピタス音」といい、これもまた顎関節の異常を現わしています。
その他、口を大きく開けなくなる「開口障害」や顎が痛む「そしゃく筋痛」や「顎関節痛」などがあります。
こういった顎関節に関連した異常が認められたら、当院の口腔外科までお越しください。
顎関節症は、患者さまそれぞれで原因が異なります。
ですから、治療の方法もケースバイケースといえるでしょう。
一般的には「ナイトガード」と呼ばれるマウスピースを使って、歯ぎしりや食いしばりを抑制します。
その結果、顎関節への負担が軽減されて、顎関節症の症状も和らいでいきます。
かみ合わせの異常に由来する場合は、かみ合わせの調整を行います。
当院では歯科用CTを用いた3次元的な画像診断が可能ですので、治療も精密に行うことができます。
このように、顎関節症というのは、歯科口腔外科で診断、治療が受けられる病気ですので、お困りの際はちがさきサザン歯科までご連絡ください。
口腔外科医が精密に診断し、適切な治療をご提案します。
場合によっては治療が不要なこともありますので、まずは現状を把握することが大切です。