ブログ|茅ヶ崎駅近く徒歩3分の歯医者【ちがさきサザン歯科】

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歯の麻酔

2019年9月24日

歯を抜くとき、歯を削るとき、歯医者では麻酔をかけます。カルテ用語では浸潤麻酔と言います。

浸潤。書いて字の通り、歯科の麻酔は浸潤つまり染み込ませる形で効き目を出す麻酔の仕方をします。(他の麻酔の方法もあるのですが、99%こちらの浸潤麻酔で治療をします。)

染み込ませるとは、つまりどういうことか解説していきたいと思います。

上の図が浸潤麻酔のイメージ図になります。注射をした際の麻酔薬は粘膜と骨の間に貯留されます。そこから徐々に骨に染み込み、歯の根の先にある血管から歯の神経へと運ばれます。

そのため、下顎の奥歯など骨が硬くて分厚い部分は麻酔が効きにくい傾向にあります。

また、麻酔薬は炎症が起きている部位では麻酔効果が出ない化学式に変化してしまう性質があります。(炎症が起きるとそこの部位が局所的に酸性に傾くため、麻酔薬が変質してしまうのです。)

炎症があるから痛いのに麻酔が効かないので、患者様も術者も大変苦労します。

そんな時は一度、薬で炎症を落ち着かせてから処置をすることも多々あります。

以上が簡単にではありましたが、歯科で用いる局所麻酔の仕組みでした。

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著者情報

ちがさきサザン歯科
院長 藤田 知慶(ふじた ともよし)

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生まれも育ちも広島県の片田舎。 無類の生き物好きで、幼少期はケガをした野生動物をかなりの数、種類ともに保護をし、親を困らせたものでした。アヒルを虫捕り網で捕獲したのは今でも武勇伝です。(大事に家族として育てました。)しかし、爬虫類は大の苦手。特に蛇は天敵です。 趣味は釣りとカープ。 大学は仙台は東北大学に進学し、研修時に広島に戻り就職し、結婚を期に妻の実家のある神奈川に移住しました。 自然が大好きな私としては、とにかく海が近くてのんびりとしたこの街が第二の故郷のように思えます。 この素晴らしい街、茅ヶ崎の皆様のお役に立てるような歯科医院をめざし、日々研鑽する所存にございます。 末長くよろしくお願いいたします。