げっ歯目、重歯目の歯
2019年10月18日
げっ歯目・重歯目、(ネズミやウサギの仲間)彼らの歯は少し変わっているので、今日はそんなお話を書いてみようと思います。
ハムスターやウサギを飼った経験がある方はご存知かもしれませんが、彼らは常にガリガリと何かを齧っています。それもそのはず、彼らの前歯は常時伸び続ける構造をしているのです。また人間の歯と違いエナメル質は表側しか付いていません。高繊維の食事を摂取する中、歯の摩耗を防ぐのではなく歯が半永久的に伸びることを選択した進化なのでしょう。
そんなウサギなどはペットなどで柔らかい餌ばかり食べていると本来なら削れるべき歯が削れず伸び続けてしまう病気もあるみたいです。

もし人間が同じような歯の構造であったのなら、爪みたいに切ったり、オシャレをしたりするビジネスが生まれたのだろうなと妄想してしまいます。
様々な進化の過程で獲得した色々な動物達の歯。人間と比べながら学ぶと一層楽しみが増しますね。